開発工程の一連を任せて頂けたことが、技術者としての
大きなターニングポイントになったと思います。
電気電子分野のエンジニアとして、これまでモバイル充電器・スマートフォン・携帯電話・電車無線装置などの
開発業務に携わってきました。
まだ開発を始めたばかりの時は色々と難しく感じることも多かったですね。
その中でもターニングポイントになったきっかけとなったのは、日頃から良くしてくださっている会社の
お客様から、評価ボードの作成依頼がありました。
本来であれば他社に任せる作業もあるのですが、評価ボードの回路設計から配置のレイアウト設計・基盤の
配線設計など一連の工程を任せて頂けたことが、技術者としての大きなターニングポイントになったと思います。
その後に携わった回路制御設計で、任せていただけた評価ボードの開発経験が役に立ち自分の仕事の幅が
広がったと感じています。
また、一般ユーザーで使用される製品の開発に携わることが多かったこともあり、街中で携わった製品を一般ユーザーの方が使っているところや、量販店で販売されているところを見かけたときは、頑張って仕事をしてよかった!と、誇らしい気持ちになりました。
現場だと、お客様の求めていることをしっかり理解して、理解したら実際に製作して、作ったものに対して説明(プレゼンテーション)をすることが仕事の流れです。
理解を元に製作したら、必ず説明(プレゼンテーション)が必要になる。
説明の場でお客様からの質問に対して説明ができるかどうかは、製作前の理解を深めてあるかがカギになってくると感じています。そういう意味で技術者にとって大切なのは、理解力・説明能力・プレゼンテーション力の3つが必要だと感じています。
また、請負開発の職場で働いてみて実感するのですが、同じ職場にアルファテクノロジーの異なる3分野(機械・電気電子・ソフトウェア)の社員がいます。他分野の社員にどんな仕事をしているかなど話を聞くと、「面白そう!」と思うときもあります。それって、実はアルファテクノロジーだからこそ出来る事なのかなと最近よく思いますね。